障害者の社会復帰とは
社会参加による自立生活をめざして
社会に出るきっかけが欲しい。そう思っている障害者のみなさんをサポートしたいと、ウィーキャン世田谷は思っています。就労をめざしてIT講習会で技術を身につけ仕事に就くかた、はじめてパソコンに触れ新しい挑戦をするかた、仲間と出会い世界を広げるかたなど・・・。社会参加による自立生活を行っているかたがたくさんいます。
「パソコンの活用でライフスタイルが変わる!」受講生の言葉
- O.Sさん
- これまでひとりで外出したことがなかったけど、区営のふれんどバスに乗ってひまわり荘教室に通学。大好きな巨人軍の写真入り選手図鑑を作成して得意満面です。
- I.Kさん
- 障害により会話はできないけど、書き溜めていた詩集『花想い』『花唄』『花心(はなごころ)』をパソコンで作成して発表。『心の叫び』が文字になって響きます。
- Y.Kさん
- 電動車椅子に乗ってパソコン教室に通い始め、自分なりの操作でブログもできるようになり、『私の思っているいろいろなこと、私の感じていること』を発表。小さなパソコンが大きな可能性と楽しみを運んでくれます。
- O.Rさん
- 全盲のため点字頼りの不自由もあり、70歳を過ぎてパソコンに挑戦。音声読み上げで自由にメールも送受信でき、趣味の将棋や詩吟の録音保存にパソコンをフル活用して潤いのある暮らしを実現しています。
- H.Mさん
- 発症後の療養中に一人暮らしとなり会話と記憶領域に影響があったが、パソコン教室に通うことで次第に復元。人と接することが最大のリハビリで、今では講師となって障害者の良き理解者として後進の指導に当たっています。
- Y.Tさん
- 突然の発症で大黒柱だった生活が一変しての療養生活で、将来への不安と社会復帰を願う気持ちが交差した中での講習会参加。在宅雇用という恵まれた環境で仕事に就くことができ、表情にも逞しさが復活して安定した生活が送れています。
- K.Fさん
- 通勤していた会社の階段から落ち、車椅子生活。9年間の就職活動では移動困難がネックになっていたが、業務に特化したパソコン技術を習得したことで在宅就労の願いが叶っています。