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障害者雇用のプロセス

障害者雇用を実際に進めるには?

Step1 なんのために障害者を雇用するのか、を明確にする
障害者雇用といっても、その範囲、対象とする職種、雇用形態など多様な形があります。まずは、自社がなんのために障害者を雇用するのか、明確にすることが求められます。
Step2 雇用したい障害者像を具体化する
自社の障害者雇用の目的が明確になったら、次は雇用対象とする障害者像を具体化します。障害者には、障害の部位や種別などが多岐にわたります。自社の事業の中で戦力となりそうな障害者像を明確にしておくことは、その後の障害者雇用プロセスを進めるためには必須の事項になります。
Step3 会社の設備や社内制度などの制約事項を洗い出す
障害者が実際に働く場所や自社の人事制度など、障害者雇用に当っては事前に確認し、状況に応じて整備などの必要なものがあります。障害者雇用導入の際には、障害者を雇用するまでに必要な準備を整えておきます。
また、障害者を受入れる部門の状況や、部門責任者・担当者にも受入れに関する制約事項や条件・希望などをヒアリングしておきます。
Step4 ハローワークや就労支援団体に問い合わせる
実際に雇用したい障害者像や障害者を活用したい業務範囲が明確になったら、ハローワークや職業紹介業、障害者就労支援団体にまずは問い合わせをすることをお勧めします。
ウィーキャン世田谷でも、随時、障害者雇用に関するご相談に応じております。
Step5 面談・選考
雇用候補となる障害者の選考を行います。事前に障害の状況や本人の持つスキルなどを確認し、実際の面談では、本人のやる気や人柄、コミュニケーション能力などを確認するとよいでしょう。
また、障害の種別によっては外見からは分からないものもあります。障害に応じた就労条件や考慮が必要な点などを直接本人に確認することも重要です。
Step6 採用決定・勤務条件の確認
自社の受入れ体制や面談の結果をもとに雇用する障害者を決定します。
実際に採用する障害者が決定したら、本人と就労条件などを確認しますが、障害の種別や配慮が必要な面などが個人によって異なることがありますので、通常よりも細かい点まで確認することが重要です。
また受入れる部署の責任者・担当者などにも、各種受入れ準備に関して事前に調整をしていくことも求められます。
Step7 採用後のフォロー・定着化の促進
障害者を雇用した後、実際に仕事を始めた障害者が貴社の事業に早く貢献できるようなサポートと定着化への継続的なフォローが必須です。

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