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東急不動産株式会社 勤務 北澤祐子さん

東急不動産株式会社に勤務して、2年目の北澤祐子さんのインタビューです。

北澤祐子さんプロフィール
脳出血および、くも膜下出血による、左上肢機能障害、体幹機能障害で身体障害2級に。もやもや病も併発。
ウィーキャン世田谷のパソコン講師を経て、2009年12月より、東急不動産株式会社 人事部人事グループにて、在宅勤務で従事。

ウィーキャン世田谷との出会いを教えてください

2002年に倒れて左手は不自由になりましたが、幸い右手が使えるので、自由になる右手でできることはないかな、と色々探していた時に、ウィーキャン世田谷の存在を知りました。最初は、在宅就労支援IT講習会を受講しました。その後、ウィーキャン世田谷のスタッフとして、日常サポート業務と障害者パソコン教室の講師も務めました。

仕事に就こうと思ったきっかけを教えてください

人間の幸せは『愛されること』『褒められること』『役に立つこと』『必要とされること』の4つだ、というある人の言葉にとても感銘を受けました。私も、「他人から必要とされる人間になりたい」と思った時に、働くことでそれが得られるのではないか、と感じるようになり、ぜひ誰かの役に立ちたいと思うようになり仕事に就くことを決意しました。

いまの仕事で、大変なことや辛いことはありますか?

会社がとても配慮してくださるので辛い事は何もありません。私の場合、月1回の通院や体調が悪い場合を考慮いただき、仕事量や納期を設定してくださります。会社が障害者在宅雇用を始めてからまだそれ程長くないと存じますが、私の入社後は専属の人事担当者がついてくださり、在宅就労者に合わせたケアをしていただいております。

働き始めてから、気持ちの変化はありましたか?

いまは仕事が楽しく、私の心の支えになっているので、一日の充実感が働く前とは全然違います。それに仕事のおかげで、自分の体調管理についても責任感・使命感が増したと思います。

どんな1日を過ごしていますか?

9時30分
始業(開始メールを入れる)
12時15分
昼休み
13時15分
午後開始
18時00分
終業(終了メールを入れる)

この後、夜は資格試験のために勉強しています(2時間)。
平日に在宅就労していると運動不足になりやすいので、土日は友達や娘と散歩したり、デパートやレストランに行ったり、音楽・ミュージカル・バレエ鑑賞、美術館に行くこともあります。

今後の目標はありますか?

ある資格を取りたいと思って、仕事が終わった後に勉強しています。パソコンがわからない人に、ワードやエクセルの使い方以外にもちゃんと教えられるようになりたいと思っています。ウィーキャン世田谷の講師を務めていた時は、他の先生方に助けてもらっていました。でも今度は、自立して、他人の助けが無くても教えられるようになりたいと思っています。

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